寝たきり本格的になってきた頃のコタ

コタが天国に行ってしまってから2ヶ月が過ぎた

私には半年以上経ったように感じる

コタが好きだった窓辺と晩年を過ごしたリビングのそばにコタの寝床を置いてある

まだ犬用品が溢れていて、畳んだサークルとか車椅子だとかがまだ残っている

そこそこ大きかった犬も死んでしまって気配を感じなくなるのはけっこう早いものだ

私は気配を感じたくて一生懸命コタがどうしているのか想像してみるけれど

ダンナはそれもつらいのか何事も無かったように振る舞う

私にとってはそれがつらい事なのだ

一緒にコタの思い出を語りたいけれど叶わない

今の私は心が漂白されたような感じで

あまり心から笑ったり出来なくなってしまった

いつもいつもコタは今どこで何をしてるのだろう?

私の声は聞こえてるのだろうか?

もう走り回っているだろうか?

寒くはないだろうか?

友達はできた?

コタに会いたい

どうやっても会えない

たった一つの方法は私がこの生を全うすることだ

順調にいけばあと30年以上はかかるかもしれない

噂か誰かの妄想かもしれないけれど

天国で待っていてくれるかもしれないコタに会って、いっぱい謝っていっぱい遊んでクタクタになるまで撫でまわそう

それがただ一つの私の希望だ

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