まだ左目にブチのある頃のコタ、遥か昔の携帯で撮った

コタが天国に行って一週間経った

私の周りの世界は何事も無かったように過ぎてゆく

私も一昨日位までは、コタに気をつける習慣が抜けずにいたけれど

少し遠くに買い物に行くようになって、少しその習慣が薄れていることに気が付いた

もう時間を気にせず出かけられるし

コタの食べられそうな物をさがさなくていい

冷房も切って行けるし、ソファで眠らなくてもいい

それは長い介護生活の中で、ずっと渇望してきたことだったけれど

楽になることが今は少しつらい

私は遺骨を持ち帰らなかった

持ち続けるのはコタの天国行きを阻むような気がしたからだ

コタのために用意した服や、介護用品などは売れるものは売って、オムツやオシッコシートなどの消耗品は介護施設に寄付することに決めていた

捨てられない物は、代々の首輪とかハーネスとか大したことないものばかり

コタが私達の元に戻ることを私は望まない

あんなにつらい晩年を過ごしたのだから

私達のことは思い出さなくていいから好きに遊んでいてほしい

私達は絶対に忘れないから大丈夫

私が死んだらまた会える事もあるだろう

ママはがんばるよ

またね

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