
コタの足先がとうとう取れてしまった。
約2ヶ月、腐った肉が爪と骨をじわじわ溶かしていたようだ
取れた時はとてもショックで悲しくて泣いてばかりいたが
コタの足は、それを待っていたように回復していった。
翌日にはもう傷口が塞がり始め、一週間も経つと毛も生えてきてもともとこの形であったようになっていった。
来月18才になる老犬とは思えない回復力!
獣医さんに改めて診てもらったがやはり驚いていた
そして壊死の治療は終わった
今日からは抗生物質も無くなった
包帯もしなくなった
足も洗わなくなった、朝や気づいたときに拭くだけ
包帯をしなくなったらコタは無くなった足を庇うような仕草を見せる
多分痛みはあるのだろう
それでも毎日ご飯を楽しみに食べて
お昼ご飯の軽食を吸い込むように食べて
お水をたくさん飲み
気に入らない体勢の時はウワンウワンと文句を言い
コタはこの2ヶ月変わらなかった

暑くても散歩に行きたがり
散歩だよーと抱き上げると満足そうなため息をムフーと漏らし
抱っこ散歩中は下ろせ下ろせと手足をバタバタさせる
下ろしたところで歩けないけど
首が曲がって前も見えないけど
コタにとってはこれが散歩
足の形は変わったけど
おじいワンは今日も元気です
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