

先日、動物病院に行った時にコタの夜鳴きについて先生に聞いてみた
今までの17年間、ピーピー鼻を鳴らすばかりであまり吠えたことは無かった犬が
数ヶ月前、いきなり要求があるとウワン…と吠えて教えるようになった
それまでは自分でなんとか立とうとしたり移動しようとしていたけれど
無理だとわかったのか色々要求してくるようになった。
最初はわかりやすくていいかもと思っていたが
段々と要求吠えが増えてきてちょっとした用事で私達夫婦の姿が見えないだけで吠えるようになってきた
最初は遠慮がちに…ウワン…くらいだったが今はけっこう響く声でウワン!と吠えるし連続する
夜もあまり寝ずに30分置きくらいに目覚めて泣き、原因がわからないこともある
獣医さんは17年のお付き合いなのでここ数ヶ月の様子をみていてとっくに気づいていたようだ
『この夜鳴きは認知症だよ、初期だと思うけどね』と言われた
この時点で私達夫婦は寝不足で、私は朝の4時半まで面倒を見て、それからダンナが出勤する6時半に起こしてもらっていたが
4時半まで全く眠れない日が続き
ダンナも見かねて3時や4時に代わってくれる日持ちあったので二人共フラフラだったのだ
獣医さんは飼い主がこんなに弱っては犬の世話に差し支えてるからと
犬の安定剤を処方してくれた
ギャバが主成分だというこの薬はごくごく初歩的な睡眠薬というか安定剤で
犬によっては効かない事もあると言われたけれど
コタにはガッツリ効いて、夜鳴きはほとんど無くなったし夜中に起きる回数も1~2回になり
オシッコして水を飲んだら、またすぐに眠ってくれて本当にありがたかった
安らかに眠るコタの寝顔を見て心から安心出来た
老犬の夜鳴き対策の睡眠薬や安定剤に反対の人々もいるだろう
ただ、私達夫婦とそして不安で仕方なかったろう小太郎もきっと救われているはずだ