タグ: 老犬介護

  • 秋の中をスタスタ散歩

    いきなり涼しくなった

    暑い暑い夏にはバテバテでもう死んじゃうかも…😿

    とコタの前では口に出さずに思うだけだったが

    独り暮らし中の娘と息子にはLINEで

    『あまり長くないかしれないので心残り無いように頻繁に会いに来たほうがいい』と連絡したほどだった。

    私も仕事中にコタが死んだらどうしよう…😭とか想像しては涙ぐむなんて事もあった

    そして今月に入り突然秋がやってくると

    あれ?元気?

    25℃切ると見違えるように元気…

    ご飯もほとんど完食。家の庭に残ったご飯を盛っておいてタヌキにあげてたんだけど

    ほとんど完食するのでタヌキは養えなくなった。

    すまんタヌキ。

    娘が部屋から撮った餌を食べにくるタヌキ。歩道をカチカチ歩く爪の音でもしかしてコタが脱走??と思って撮ったそうだ。

    寝起きはさすがに老犬ゆえヨボヨボしてるけど夕方はスタスタ歩いて💩もモリモリ

    近所のじいちゃんばあちゃんからも

    あら?元気になったかしら??と反響があった。

    よし!これなら17才も夢じゃない!

    まだまだ歩ける。頑張ろう!

  • お達者老人と老犬

    ヨボヨボしながらの笑顔

    コタの寝起きはかなりヨボヨボ

    私だって寝起きは膝や踵が痛くてあまりうまく歩けなかったりするからよくわかる

    でも目覚めたらけっこうすぐに💩になることが多いので

    ヨボヨボしてるコタを外に連れ出すんだけど

    それはそれはヨボヨボヨタヨタしていて夕方の散歩スタンバイでウキウキしているコタを思い出すととても同じ犬とは思えない

    後ろ足もちょっとガクガクして

    でもお散歩好きなので頑張って歩いてる姿が近所のじいちゃんばあちゃんの心に響くらしい

    『頑張れ!!』

    「こんなに足震えても頑張るのね…えらいね」

    などと本当に皆から励ましてもらうようになった

    昔はそこそこデカい犬だし、見た目からして近寄りがたかったようなことを言われた

    皆様がずっと見守ってくれていたことに今さら気づいた16年目の秋

    家の周りは高齢者の古い家と新しい住宅地が入り混じった地域で若くて好奇心いっぱいの子犬がコタに絡んできたがるけど

    うちのご老体は近所の優しいじいちゃんばあちゃんとは違って犬には厳しい老害…

    かわいいコロコロの子犬を撫で回したいけれど心に血を流して我慢しているのだ…ク…クウウッ

  • コタのストレスフルな2週間

    佇む時間が長くなり動かないコタ

    この二週間我が家は塗装工事中だった。

    コタは24時間家にいることを余儀なくされた訳で

    この現代日本では家の中で犬を飼うのはもはや当たり前だけれど

    今まで半外飼いだったコタは24時間家の中はツラかったようだ。

    30分~数時間おきの眠りから覚めては散歩を要求していた。

    寝起きで足腰グラグラなのにマメに外に出ては風を感じていた…かったらしいけど

    家の周りはガッツリ足場を組んでいて職人さん達も仕事している所で日向ぼっこも出来ず

    数日は窓も開けられず、でストレスフルな生活をしていた。

    けれどそれも終わり足場はまだあるものの幕も外されて久しぶりにコタの住む和室にも光が差し込んできた。

    食欲がかなり落ちてきていたが今日の夕飯は完食した。

    顔も明るく若返って見える。

    涼しくなって散歩の距離も伸びていたのにこの2週間で足腰が弱ってしまった。

    また取り戻さなければ。

  • 家の前は荒野

    梨畑が無くなってしまった。

    我が家は裏も向かいも梨畑だった。

    6年ほど前に裏の畑は住宅地になりびっちりと家が建てられた。

    さて18年目の現在、とうとう向かいの畑も住宅地になろうとしている。

    朝まではあった垣根の大木も、100本ほどあった梨の木も昼には消えていた。

    もう数日経ち落ち着いたけれど当初は土を掘り返した匂いと草の匂いが充満していた。

    コタもしばらく跡地に立ちすくみ空気のにおいを嗅いで動かなかった。

    垣根の大木達が消えてびっくりしたのは当然ながら明るいということだ。

    秋でよかった。猛暑で日陰が無いのは辛いもの。

    この夏でコタは足腰がかなり弱ったように見える。

    よく腰を抜かしたように座り込んで立てなくなったり転んだりするようになった。

    困るのは立ち上がらせようとすると威嚇されることだ。

    お尻は触っても良いらしいがへたり込んだ時は上半身はNGらしい。

    今日は道路の真ん中で派手に転んでしまい、立ち上がらせようとしたら首輪がすっぽ抜けてしまった。

    これでは身体を触らなければならない。

    しかし道路の真ん中、車の邪魔をしている。

    仕方ないので揉めるのを承知で軽く脇の下を持ち上げて移動させた。

    唸られたけど噛みつきはしなかったのでとりあえずは乗り切った。

    立てなかったりする状況で近づくと何かされるのでは!と猜疑心でいっぱいになるのだろう。

    どうしてそういう思考回路になったのかはわからないけれど

    何でもOK!だったのでここ数年の変化には私達も戸惑っている。

    どんどん立てなくなってもがいている場面が増えているのでどうにかOKして欲しい。

  • 台風の中でご機嫌🐶

    台風の影響で関東は涼しい。

    雨は強いけど風は無いので湿気さえなければ過ごしやすい。室内は。

    コタもいつもは乾いたアスファルトの上で足を引きずるので爪が引っかかった音がいつもかわいそうだったけど

    地面が湿っているからなのか音があまり聞こえない。足取りもかなり軽やか。

    なので大変機嫌が良い。

    散歩は好きだけど暑いからあんまり動きたくないかも…あっちは行きたくないかも…でも帰りたくない!と、ちょっと困った君だったコタだけど

    とにかく涼しいし、あまり足も痛まないので小雨の降る中、飼い主も傘を持たず犬も(着させてくれないので)カッパ着用せず

    暗い住宅街の外れを歩いてきた。

    飼い主の足取りは重く、老犬の顔は笑顔でニコニコしている。小雨といえど、雨の中、だ。

    家に入ってからもコタはご機嫌で私がサークルに近づくと『散歩ですか????』と飛び起きてくる。

    昨夜は二時頃まで夕方以降4回の散歩に行った。

    4回目散歩直後。さすがに少し疲れたようだ。

    昨夜はダンナは台風の影響でパトロール任務で帰って来ないし。

    息子は一人暮らし始めたばかりで帰ってこないのでコタの二人きりだった。

    全く頼りにならないおじいワンに振り回された台風の1日だった。

  • 獣医さんへの遠い道のり

    少しだけ涼しい風が通る夕方散歩。久しぶりの笑顔。

    今日の夕方散歩は少し風が吹いてコタはわかりやすくご機嫌だった。

    このまま夕方以降だけでも20℃台になってくれたらなあ。コタの散歩距離も少しは伸びるかもしれない。

    ところでコタの足だが写真で見てもやはり汚い。足が悪くなってからは特に触らせてくれないので水をかけるのみ。

    お風呂でも泡を塗り込むしか出来ない。

    お尻も💩などで汚れて行く一方だ。

    もうこんな老犬を洗ってくれるトリミングサロンはこの近辺には無い。

    一年に数回お世話になっていたペットホテル&トリミングサロンは経営者が高齢のため引退してしまったのでもう行けない。

    高~~いお金を払えば出張トリミングサロンサービスもあるけど庶民には無理。

    せめて伸びた爪を切りたいけれどもう私では切らせてくれないので今年に入ってからは獣医さんにお願いしていたけれど今のコタでは病院までたどり着けないだろう。

    車で運ぶにしてもキャリーに入ってくれない。入ったら💩を漏らして抵抗する。

    では近距離だからリードで後部シートの足元に居てもらう?(ワンオペ予定)

    ペットカートを買おうか…という話も出ているけれど買ったとして乗ってくれるのか。

    寝たきりではないので抵抗されたらワンオペでは想像しただけで大変そうだ。

    病院まで歩いて10分の距離なんだけどな。

    あんなに大好きな獣医さんにも春から会っていない。会えたらきっと喜ぶだろう。

    明日コタを車に乗せる練習をしてみよう。

    若い頃は自分から停まっている車に乗っていたけれど。

    おやつで釣るという手段を失ったので前途多難で頭がコタ関係でいっぱいだ。

    息子が今週末一人暮らしを始めるので引っ越しを控えているけれどはっきりいってほとんど放置している。

    元気な若者はどんどん自分でおやりなさい。

    母は老犬介護で忙しいのだ。

  • 生存確認

    この角度から見るとかなり痩せたのがわかる。ご飯はきっちり食べてるんだけどなあ…

    現在午後3時過ぎ

    今日もよく眠るご老体。

    散歩、ご飯を済ませてサークルに入り横になったのが8時半頃。

    それから現在までたまに起きて水を飲んだりしてるみたいだけれど、サークルから出ることもなくまたすぐに寝る。

    あまりに静かなのでたまに生存確認に行く私。

    イビキもかいていないのでお腹が呼吸で動いているかで確認する。

    少しだけれどペコペコしている。

    うん。生きている。

    これでも夕方にはよっこい…よっこい…よっこいしょ、と起き上がり寝起きでフラフラしながらオシッコ散歩に行き

    涼しくなる6時半頃まで家事をする私をキラキラした目で見つめて、合間にちょっと眠り

    たまに夕飯の下ごしらえ中のおかずを分けてもらい

    そしてお待ちかねの散歩タイム!…だけどこの暑さでは夕方でも気温は30℃以上なので

    やっぱりいつもの町内をちょろっと一周散歩で動きが鈍くなる。

    それでも体を動かした後は食欲も沸いてくるので、ママ特製の白米入り猫まんまをカップ二杯分ほど食べる。

    玄関先じゃないと食べない。近所のお散歩中の犬さん達が立ち止まって見ているので申し訳ない。

    相変わらず痩せてるけど、猫まんまをいっぱい食べていると元気になった、と思っている。

    グレインフリー??

    白米バンザイの我が家です。

  • 監視されてる?🐶

    私を常に見ていたい時の寝姿

    朝から視線を感じる…

    眠っているはずの犬がこちらを…見てる。

    この写真のコタの顔の位置からは家の中が一望出来る場所なので

    大好きな愛用ベッドではなくわざわざこの場所を選んで家族を眺めて眠りにつくらしい。

    小市民の私は朝仕事に出掛けて昼過ぎに帰ってくるのだけれどその時にはベッドに戻っていたりしてここにはいない。

    今のところ朝は散歩→ご飯→寝る→→→→→途中ちょっと水飲んだりしてゴソゴソ→→→→→長い時は4時過ぎまで寝る

    とにかくよく寝る。

    老化現象なんだろうか。

    よく寝た後は散歩もちょっと元気なのでとっても手の掛からないおじいワンの日常である。

  • 小太郎16歳🎂

    よく寝る老犬。6時間起きないこともよくある。

    8月1日 小太郎16歳誕生日(推定)

    保護犬だから推測でしかないけれどこの暑い季節に東北のどこかで7匹で産まれてきたのだ。

    兄弟姉妹達はこうして16歳をむかえているだろうか。

    ここまで元気に長生きしてくれると思わなかった。

    ここ一年ですっかり静かになったけれどこだわりが強くなってきた。

    例えばご飯は玄関先じゃないと食べなくなった。

    朝は自分のお家で食べてるけど気に入らないらしくよく残す。

    そこで玄関先に残った大量のご飯と共に移動すると…今日初めてご飯もらった!とばかりにガツガツ食べる。

    それからクーラーの効いた室内に入れられて昼過ぎまでぐっすり眠る。

    時には夕方まで眠り家族をざわつかせる。

    たまに帰ってくる娘は眠り続ける老犬が気になって仕方ないので十数分おきに生死確認をしている。

    私も眠りが長くなり始めた頃は不安になりもしたが

    途中で水飲みのために起きたり、夢の中で走り回ってほえているらしくヒャンヒャンヒャンヒャンしているのを聞くのが楽しみにさえなってきている。

    誕生日を迎えても特にごちそうは無いけれど、食が進まない老犬のためにスペシャル猫まんま😺を用意した。

    歴代の犬を救ってきた猫まんま。

    と、いっても令和の現代の老犬には塩分は許されない。

    カツオ、昆布出汁を猫用レトルトパウチと混ぜて具沢山スープと大さじ3杯ほどの米をお粥状にしたものといつものドライフードを合わせたものだ。

    ご飯をたくさん食べて死んだようによく眠りヨタヨタだけれど日に数回散歩して

    16歳の老犬は頑張ってます。

    16年前の保護施設でのコタ。今でも眠り顔は同じ。
  • ご挨拶▽・w・▽

    8月1日でここのblogも閉鎖します。

    こんな過疎地にあるblogにたまに来てくれていた数少ない方々に感謝を。

    元々他の目的があって開設したのですが諸事情で老犬介護の散文を垂れ流すサイトになってしまった。

    コタは暑い夏場でもそこそこ元気。

    昼間は死んだように7~8時間寝ることもあり不安ですが散歩も足を引きずりながら頑張って生きている。

    私もパートを時短に切り替え犬の世話のために早帰りしている毎日。

    ご飯の量も減り(夏だから特に)

    体重も減り

    散歩の量も減り

    感情の振り幅もずいぶん減り

    元気溌剌、明朗快活、単純明快だった頃を思い出すとちょっぴり寂しいけど

    今でもこっちを見るときはニカッと笑っているのでしんどいだけで心までは沈んでないのだ。

    夕日の中でお澄まし笑顔

    まだもう少し偽ダルメシアンは元気です。

    天国に行くその時まで私達家族も出来るだけこの老犬に寄り添っていくことでしょう。

    目指すは死ぬまで毎日散歩。

    どこかで汚いダルメシアンみたいな老犬を見かけたらそれは小太郎かもしれません。

    それか生き別れたコタの兄弟姉妹達かもしれません。

    生ぬるい目で見守ってくださったら幸せです。

    さようなら