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  • 老犬と黄昏る

    コタの精神がちょっと遠くに行ってるのかな…などと思う時が多くなった。

    この冬を越えて思ったこと

    「コタ、ずいぶん弱ってきたな…」と心の中で何度も思う。

    夏頃まではまだまだ元気!などと楽観していたし、実際あまり老いを感じなかった。

    けれど、どんどん感情が乏しくなって来たのでコタは私が嫌いになったのではないか??とスマホで毎日のように調べていた。

    考えてみたら15才の老犬なのだから

    いつもいつもハツラツとしていた頃とは違うのだ。いつも痛いほどにしっぽを振り回していた身体ではないのだ。

    色々痛かったり辛かったりする老体を引きずって頑張っているのだ。

    わかっていたつもりでわかっていなかったみたい。

    獣医さんにも『犬にもパーキンソン病みたいな症状あるんだよ。表情や感情が乏しくなるの。小太郎がパーキンソン病っていう訳じゃないけどね』と言われた。

    それでも私と数時間ぶりに会うと目がキラキラしてしっぽを振っている

    散歩に行けばチラチラ顔を見てくる

    股ぐらに顔をうずめて来るし

    ピタッとすり寄ってもたれかかってくるし

    コタなりに愛情表現しているんだよね。

    最近は天気がいいのでみ私が仕事から帰ってから散歩に行くまでの数十分はよくコタと黄昏れている。

    玄関先の階段に座っているだけなのだが

    黙って一緒に座っているので(昔は決してじっとしていられなかった)イヤではないらしい。

  • 老犬とボール遊び⚾

    コタはボール遊びが大好きだ。

    幼い頃はルールを理解せずボールをゲットしたら持って来ず、飼い主から遠ざかりひたすらガジガジとボールをかじっていた。

    当時小学高学年だった娘が根気よく教えてやり、ボール遊びとは→ボールを投げてもらって→投げた人に持って行く→もう一度投げてもらう♥という基本ルールを理解した。

    コタのよく行っていた市民プールの大駐車場は夏期以外は使用していないのでよく遊ばせていただいた。

    地面が砂利混じりの草地なので走り具合も良かった。この頃コタの爪を切る事など無かったものだ(狼爪以外)

    近所のアクティブ系の犬は良く行く場所なのでみんなが忘れた軟式野球ボール⚾

    テニスボール、ゴルフボール、ゴムボールとお下がりがいっぱいあった。

    それを草むらから見つけて嬉しそうに笑ってくわえて帰って来るのだ。

    その中でも特に小汚い軟式野球ボールが一番のお気に入りで必ず持って散歩していた。

    その大事なボールを今年の初冬に暗闇の中で無くしてしまった!

    老犬だから探しきれなかったらしい。

    それから数ヶ月、少し開けた野原などに行くと、大して走れないのにボールで遊ぼう!と誘ってくるけど…ボールが無いのでおやつ探し遊びでお茶を濁してきた。

    しかし!先日私もコタも見失わないLED内臓の光るボールを買って先週デビューした。

    あれ?あんまり喜んでないような…

    コタの食いつきはイマイチ。

    あまりコタが走れないのでボウリング投方で転がす。

    お!喜んでボールを追っていく!

    齧っていいのかな…とカプカプしたりツンツンしたり…
    そしてこの顔で手ぶらで帰ってくる。

    あまり喜ばれなかった。残念だ。

    それよりもお腹減ったからおやつ探し遊びしようよ!と左手を執拗に舐められる。

    また来週チャレンジしてみることにしよう。

  • 花の種を撒いた🌼🌸

    ボールを無くした瞬間

    春が近づいてきた。

    花粉アレルギー歴40年以上の私には関東の春は早い。

    道路に面した二畳ほどの庭に手入れの要らないと言われたミックス種をばら撒いた。

    どんな花が咲くかわからないのだが、野草に近い花だとか。勝手に増えるこぼれ種というものらしい。

    近所の先輩おばさま達に(手入れが出来ていないおたくの庭には)こういうほったらかしの種が良いわよ~と、薦められたのだ。

    クロッカスとか水仙とかは勝手に増えているので今年はムスカリも三株仲間に入れた。

    そして何より暖かくなってきたと同時に現れたナメクジ!

    これはコタのお外のお家周りにウゾウゾやってきたので常備してある犬猫も大丈夫なナメクジ駆除剤をコタのお家周り、人工芝の下、ブロックやレンガの下にもばら撒く。

    仕上げは木酢液でトドメをさす。

    冬中に吹き溜まった落ち葉もコタと一緒に駐車場や自転車置き場をパトロールして掃除した。

    少しは家の周りがスッキリしたかな?

    若い頃のコタは溜まった落ち葉の中にダイブしていたけれど今年は私の後を付いて歩き

    ほうきを振り回す私を目を細めて見つめている。

    もう少し暖かくなったら人の居ない駐車場でボール遊びに連れて行こう。

    冬の間に暗闇の駐車場でボールを無くしたので、さっきLEDの光るボールを注文した。

    明日には届くはず。

    激しいボール遊びは出来ないけどコロコロ転がすなら大丈夫なはず。

    光るボールで遊ぼうね!

  • 💩たれの週末(汚話)

    顔の半分が黒かった少し若いコタ。素晴らしい香箱座りだ。この頃は手足の痛みも無かったのだろう。

    老犬になるということは排泄の問題を避けられないのだなあと痛感させられたここ24時間の話。

    昨日のコタは💩をしてなかった。

    朝ご飯もおやつもたっぷり食べていたのに💩の気配がないまま夕方のお散歩でも💩しなかった。

    晩ご飯もしっかり食べた。

    そして夜、いつもの通りお家に入っていつも通りにホットカーペットの上で眠っていた。

    もちろんお家に入る前にお散歩したけれど💩しなかった。

    ぐっすり眠って数時間後、目覚めたコタのお尻には💩があった…眠りながら💩したらしい。

    慌ててコタを立たせて掃除しようとしたら溜め込んだ💩第二段を放出。

    目の前なのですぐ処理出来たから食べちゃう事件だけは避けられた。

    これは真夜中一時頃の事件だ。

    💩掃除に追われたけど仕方ないよね…。と思いながらまたしても夜中のオシッコ💩散歩に行った。

    当然ながら💩しなかった。

    そして早朝、いつも通りに5時に起きたら💩臭に満ちた階下。

    コタが💩だらけでケージの中に佇んでいた。

    いつもなら眠っているのに。

    すぐに処理出来なかったので大量💩の痕跡はあるのに💩本体が全く見当たらない。

    本体は無いのにすごい被害だ。

    今日は仕事がある日だがこの状況を放置するわけにいかない。

    いますぐ庭でコタの寝具一式をジェット水流で洗い流したい。

    しかし5時過ぎたばかりの土曜日の早朝。

    果てしない迷惑だろう。

    部屋中の窓を開け放ちチマチマと掃除する。

    六時半にやっと庭で💩まみれのケージや寝具一式を水洗い出来た。

    最近排泄のタイミングを掴めていないな、と思われる前兆はたくさんあった。

    この💩事件はこの先の介護の入口でしか無いんだろうな~とつくづく考えさせられた。

    私の💩事件など先輩達が経験済みなのだろう。

    動物は人間、全ての介護者を改めて尊敬した午前7時。

    さあ、またコタがお家に入る時間だ。

    今日は夕方💩したらしい(ダンナ散歩)

    溜め込み💩ではないから少しは安心かなあ。

  • 爪切り、その後。

    獣医さんに爪切りに行ってから5日ほど経った。

    私にしかわからない変化だろうけれどコタの足先は爪が揃えられてキレイに見える。

    アスファルトの上を歩く足音も以前は引きずり気味の音がしていたけれど切ってもらった分は軽やかになった。

    チャッチャッチャッチャッと弾む音がする。

    家の中にはコタの歩くルートにほんの数メートルフローリング部分があるのだけれど

    足腰が弱って踏ん張れなくなったのでよく滑っていて心配だった。

    爪を切ってからは少しだけマシになった。

    でも、フローリング部分をなんとかしなければこれから弱っていくコタにはケガの原因だ。

    薄くて洗えるカーペットでも探してみよう。

    こんな時はAmazon。多少品質が悪くても使い捨てくらいなカーペットで構わない。

    コタが弱ってきてからはAmazonであれもこれもとケア用品とかサプリメントとか老犬フードとか買ってみたけど

    結局一番役に立ったのはオシッコ・水分吸収キルティングマットとトリマーさん監修のブラシと犬用ホットカーペットだ。

    近所のホームセンターにも大型犬用の首輪はあまり売ってないのでAmazonで買った。

    ハーネスも大型犬用が売って無いのでAmazon。

    しかしどちらもちょっと大きくて上手く使えないでいる。

    通販は便利だけどサイズ問題はやっぱり越えられないのね。

  • 爪切り行って来ました🐶

    帰ってきてからちょっと疲れて垂れ目が際立ちました。

    雨の上がった昨日、獣医さんに爪切ってもらいに行って来た。

    普段の散歩コースからは離れているので動物病院の方に進んだ瞬間からコタは💖を撒き散らしてウキウキ歩き出した。

    獣医さんが大好きで悶えちゃうくらいなのだ。

    特に可愛がってくれたとかいうわけではないけれど赤ちゃん時代からとにかく好きで15年。おじいちゃんになっても好きだ。

    注射と採血のための毛狩りくらいしかされたことがないのでめげることなく好き💖継続中だ。

    待合室で待つこと10分くらい。

    先客のばあちゃんネコの不安そうな鳴き声も全く気にならずソワソワソワソワソワソワ

    やっと呼ばれて弱っている足腰の気配も無く先生に駆け寄って甘えている。

    獣医さん『小太郎に切る爪なんてあるの~?あれ?伸びてるね~。でもこれオレが切っても血が出るよ?』

    私『でもこれ以上伸びたら折れますよね?』

    獣医さん『そうだね!切るか~!』

    (先生はちょっと言動が軽い。)

    伸びてる脇の爪四本と狼爪二本を切ることになった。

    案の定一発目から出血したのでスタンバイしてあった血止めが発動する。

    獣医さん『やっぱり一発目から出血したね~でも小太郎あんまり気にしてない?』

    コタはやっと爪を切られている事に気づいて暴れ出した。と、いっても手足を多少引っ込めるだけなので抵抗としては弱い。

    さすがに獣医さん、爪切りが淀みなく美しい。例え出血しても。

    爪切りは5分もかからず終了して、ちょっと暴れたので腰が抜けてしまった。

    獣医さん『あんまりこういう事に慣れてない犬って失神する事もあるんだよね。これくらいにしとこうね。』

    ちょっとフラフラして見えるコタだけれど飼い主から見たら別に弱っている様には見えない。

    体勢を立て直してすぐに先生に駆け寄ってスリスリしようと甘えていた。

    先生はスリスリをさり気なくガードしているがコタは気付いて無い。

    言動は軽く見えるがとても親切丁寧だしお会計も他の病院よりもずっと安くて余計な治療をしようとしない。

    私は心から信頼している。

    獣医さんは、こういう仕事なので動物からは嫌われて威嚇されることが多いのでごく一部の小太郎のような子はありがたいとか。

    コタはなにされてるかよくわかってないのかな?

    おバカさんで本当に良かった。

    とりあえずおバカさんで幸せだね。

  • 犬の爪切り問題✂

    この汚い足の爪を見せるのも獣医さんに申し訳ない。

    困った💦

    少し前に爪切り失敗してからコタが私に爪を切らせなくなった…。

    老犬になって歩き方が変わったらしく

    今まで伸びていなかった爪が伸びてきた。

    中央の爪は散歩量がけっこうあるので相変わらず切る必要無しなのだけれど

    中央の両脇の爪が伸びてきたのだ。

    今日こそはと意気込んでトライする事数回。

    足を拭く以上の事をさせてくれない。

    さっき明るい陽の当たる所でもう一度トライしてみたけれどやっぱりダメだった。

    前回爪切りを新しくしたのが間違いだった。

    少し大きめのLEDライト付きのモノに変えたのだけれど、コタがちょっと動いたのと私が慣れないのが重なって

    血が出てしまった……。

    それから様子を見て血が止まるまで待って散歩に行ったが痛がる様子もなく走っていたのでとりあえず安心してたのだが

    コタは痛かったのだろう。

    渋々ながら狼爪くらいはカットさせてくれていたのに…

    今までは人間の赤ちゃんの爪切りサイズで狼爪の先っぽだけしかカットしてなかったのに調子に乗ってしまった。

    明日コタの大好きな獣医さんの所でカットしてもらうことにしよう。

    ああああ。

    老犬にトラウマを与えてしまった。

    いや、そもそも獣医さんに爪切り相談したら『いや~大丈夫!できるよ!やってみなよ!』って言われたからなんだけれど。

    とにかく獣医さん行って来る。

  • 夜中の💩散歩

    お座りオシッコしてたら近所のおじさんにこのワンチャン女の子だったの?と聞かれた。

    冬の寒さ最高潮のこの頃、コタは毎晩家の中に回収されている。当たり前だろうけれど。

    家に入りひととおり家人に挨拶して回るとケージに入ってホットカーペットの上で横になる。

    以前は横になるまで一時間以上かかる事もあったけどこの頃は5分もかからない。

    気が付けば横になり夢の中で走り回って手足をガシャガシャ動かして騒々しい。

    ケージに首輪とか頭までぶつけているけど全く起きる気配もなく夢を見ているようだ。

    昔のようにはしゃいでピンボールのように弾ける事は出来なくなったが

    まだ散歩中の駆けっこにはついて来てくれるのでまだまだ元気だよね?と、ちょっと弱気になって話しかけている私。

    💩の姿勢がキープ出来なくて最中に尻餅着いてしまう悲劇もよくある。

    足上げオシッコはもう何ヶ月も見ていない。

    一度失敗してこけてしまったのでもうやめたらしい。ずーっとお座りオシッコだ。

    脚を曲げるのが苦痛なのかお座りオシッコの角度も浅くなってきていてオシッコの後は後ろ脚の内股を拭いてあげなければならない。

    かなり湿っている💦

    そして何より今の悩みは夜中の💩散歩の頻度だ。

    💩の頻度が全く読めなくなった。

    若い頃は1日二度くらいだったが

    今は1日一回~多いときは5回。

    しかもヘンゼルとグレーテル状態。

    一カ所でとどまれずに💩姿勢のままウロウロして点々と💩を残すことになってしまうので遭遇した方に誠に申し訳ない。

    ので、かなり住宅街から離れた所で夕方日が暮れてから散歩している。

    パトロールにもなるし!

    普段の散歩はそれでいいのだけれど夜中、家に居るときは起きたタイミングで散歩に誘わなければならない。

    💩を撒き散らし、かなりの確率で食してしまうからだ。

    11時、1時、時には2時、たまには3時になることもある。

    ちょっと寝不足気味だけれど娘の赤ちゃん時代よりはよっぽど楽だ。

    よく寝てくれるから。

    娘は30分も続けて寝ない子供だったし、起きる時にはウギャーと叫ぶ悪魔のような赤ちゃんだったから私はノイローゼ状態だった。

    コタは静かだ。穏やかだ。

    歩けるうちは頑張って散歩に付き合おう。

    夜中、近所をウロウロしているだけだがコタとのいいコミュニケーションになりつつある。

    急にベタベタ甘えて来ることも多くなった。

    今夜も💩散歩行こうね。

  • 冬の日向ぼっこwith息子

    大学4年生の息子はちょっとヒマな時がある。

    今日も犬と二人でヒマだったらしく玄関先の階段に座ってコタと日向ぼっこしていたらしい。

    そこに遠くからウォーオォーウォーオォ!と響いてくる犬の吠える声。

    近所の元保護犬くんだ。

    まだ若いオスの中型犬でとっても賑やか、というかうるさい子だ。

    とにかく散歩中ずっと興奮してウォーウォー言っている。

    多分あまり悪意はなくてただ興奮してるのだと思う。飼い主さんはいつもスミマセン!って恐縮している。

    その賑やか保護犬くんの声が近づいて来たときに小太郎は息子の股ぐらに潜り込んで顔だけを出してやり過ごしたそうだ。

    息子愛用の部屋着。このボア素材がコタも大好きらしい。

    なんとも幸せそうな顔。

    息子ももうすぐ社会人だからこんな風に平日の昼間に家の前で日向ぼっこは出来なくなるだろう。

    15歳の冬、小太郎と息子の思い出になることだろう。

  • 足腰強化対策

    最後の坂は最も長い、コタ君頑張ろう

    近頃のコタは💩の姿勢がキープ出来なくなって尻餅付くことが増えてきた。

    当然💩付くわけで…

    それ以外でも狭いところで方向転換する際にも腰からへたり込んでしまうので

    その度にちょっとビックリしてしまうから気の毒になってしまう。

    散歩は元気にしているし上半身はまだまだ筋肉あるみたいなのでやっぱり下半身の筋肉強化でしょ!

    私の通っている中年女性用ジムでもとにかくタンパク質と筋トレ!

    タンパク質筋トレは将来のためでもあるんですよ!と、コーチも言ってる。

    ハイシニアの老犬だって同じだろう

    食事面では犬のご飯がメインなのでタンパク質面は問題ない。ささみジャーキーなどを中心におやつをプラスする。

    散歩を長くするよりも多少悪路をゆっくり歩く方が良いこと。

    枝とか石とかをヒョイとまたいだりする動きが必要らしい。

    上り坂はもちろん下り坂も筋トレになること。ゆっくり歩くことが大事。

    私はこれを誤解していてとにかく速く移動していた。

    我が家は丘の上に建っているのでコタの散歩コースはも坂だらけだ。

    小さい坂も長い坂も急な坂も出来るだけ取り入れている。

    ちょっと住宅街を離れると砂利道も凸凹草地もいっぱいあるのでそこを歩くように仕向けている。

    これは私にとっても大事なことなのだ。

    目指す所は一緒。頑張ろう。