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  • コタ、息子を見直す。

    気持ち良くなって腰が抜けるコタ

    最近は資格試験間近の息子がずーっとお家にいる。

    1日数回のオシッコ散歩の時には、玄関や窓を開ける音を聞きつけた息子が飛んできてコタのために道路に水をまき始める。

    灼熱の道路は肉球に優しくないよね。

    散歩といっても家の前を2~30メートルだが水撒き職人のお陰で今日もコタの肉球は無事だ。

    そして水で湿ったコンクリートの上でちょっと息子に遊んでもらいどんどん腰が抜ける。

    もちろん加齢からの腰抜けだけれどこの場合はやっぱり嬉しいからだね。

    このルーティンのたまものかコタの一番会いたい人は息子になった。

    なんと最下位四位からのぶっちぎりだ。

    ママ(私)はあまり優しくないから順位が落ちたらしい。

    身の回りのお世話は全部私なのにー

    いいとこ取りの息子でした。

  • ちゅーる万歳!

    ちゅーるに夢中のコタ。顔がコワい。今日は猫さん用ちゅーるだ!

    ここ数年ちゅーるのテレビCMをほぉ~と感心しながら観てきた。

    時には一緒にメロディーを口ずさみながら。

    でもこれは猫用だし、食いしん坊のコタには関係ないよね~と思いながら。

    そのうちちゅーるだけではなく他社製品も出始めCMのネコ達が幸せそうだな~どんな魔力だろうと犬飼いの心がピクッと反応していた。

    そして今年の春頃、事件は起きた。

    どんなご飯も絶対に残さなかったコタがご飯を残し始めたのだ。

    外のお家でご飯を残した日にはスズメがやってきて残りを食べて行く事が増えた。

    最初は遠慮気味にコタの様子を伺いながら食べていたスズメさんも日が経つにつれて大胆に、コタの眠る鼻先数十センチのところまで接近するようになった。

    この歳でご飯を残す事は体力の大幅な減退に繋がる!

    まずはご飯の高級化から着手した。

    市販のフードだけれど3倍の値段の物を今までのフードに混ぜてみたらとりあえずその日は完食した!

    今までのフードはコタのお腹を壊さない実績があるので変えられない。他のフードではお腹を壊してしまう。

    しかし長続きしなかったので次はパウチのフードでちょっと水気の多そうな物をは混ぜてやると食べる量が増えた。9割ほど食べてくれる。

    それでもたまにフレーバーを変えなければ食いつきが悪くなる。

    そこでわんちゅーる登場!

    まずはご飯にトッピングしてみたら見事に完食。

    毎食では飽きるので普段はドライフード二種を混ぜてパウチのフードを混ぜ混ぜ。

    たまにちゅーるトッピングでアクセントをつける。

    最近はおやつにちゅーるをあげてみた。

    もともとガツガツ食べる子なので大丈夫かな?と思ったが私の手ごと舐めてまあコタにしては上手に食べた。

    世間の皆さんはグルメなネコ・犬さんにとても苦労されているのだろう。

    私はこの数ヶ月、しかもこの程度。まだまだ甘い。

  • 老犬対策初級。ステップを作る。

    現在コタはほとんどの時間を家の中で過ごしている。

    外のお家は段差が無いのであまり気にしていなかったけれど、人間用の玄関もベランダも段差だらけ。

    なので足(特に後ろ足)が弱ってきたコタのために対策を取らなければ!

    今室内のコタのケージがある場所から最短で外に出られるようにしたい。

    そのためには庭に面したベランダの窓から出入りしてもらう。

    一応窓の下に靴脱ぎ台というのだろうかコンクリートの台があるのだけれど

    特に下りる際には老犬の目線ではちょっと急みたいでたまに戸惑っているし、ごくたまにだけれどつんのめって庭にダイブしたこともある。

    雑草だらけでよかった!クッションになった!

    狭い庭だけれどフェンスで囲ってあったので一部を撤去した。

    庭から道路へも段差があるのでここも対策が必要だ。実際昨日、コタはこの段差を上がることに失敗して尻餅をついてなかなか起き上がれなかった。

    ベランダ窓からの階段
    庭から道路へ続く階段

    このようにブロック7個で簡単に階段を作ってみた。Amazonで滑り止め付きスロープなども見たけれど5千円くらいするし。

    これなら¥300×7。約2000円で屋外にはぴったり。

    けれど新しい物はとりあえず避けるコタはまだ使ってくれません。(´・ω・`)

    とりあえず毎回誘導してみるしかない。

  • イボのある生活

    (文末にイボの写真あります。)

    コタの頭にはイボがある。

    かれこれ3年くらいになる。最初はダニに見えたので慌てて病院へ行った。

    病院は大忙しだったのでダニ持ちの犬を待合室に入れるのはちょっと出来ないと思い暴れるコタと1時間以上病院の周りをウロウロしていた。

    コタは獣医さんが大・大・大好きなので会いたくて暴れる。ウォウウォウ泣いちゃうくらい暴れる。

    そして皆さんが診察を終えてたので診察してもらった。

    ダニではなく乳頭腫、パピローマウイルスだと言われた。そもそもダニ除けのお薬してるんだからこんなにガッツリダニが付くわけ無いと。

    パピローマウイルスはまあ老化現象だからと。特に治療法は無いので糸で捻り切るしか無いとも言われた。

    別に取らなくても大丈夫だけどどうする?と聞かれたので考えた結果、もういい年だからこのままにします!と、取らない事にした。

    それから三年あまり、イボは大きくなっていき小豆粒くらいに成長してしまった。

    一応毎日キレイに拭いてはいるのだけれど時々掻いたりしてるみたいで血が出ていることもある。

    今更糸で捻り切るには大きくなってしまった。市販の軟膏も数種類試してみたけれど効果は無かった。

    イボの周りの窪みもよく拭いてあげたら掻く回数も減っていると思うのでこのままイボのあるコタでやっていくしかない。

    脳天のイボ

  • コタ女子の声に応える

    最近のコタはよく寝る。

    以前なら誰かが動く気配がしたらシュバッと飛んできたものだ。

    今は深い眠りについたら家族が軽い言い争いをしても起きない。

    今日は4時間くらい昼寝していた。

    寝過ぎて短毛種なのに寝癖がつくくらいだった。起きた時にはここがどこなのかわかっていないみたいだった。

    それから外にオシッコに連れて行ったのだけれど、ヨタヨタしているし息子を見ても……誰?って態度だったし。

    とにかく寝ぼけていた。

    これは寝ぼけている以外にも老化現象の進行かな?もともとずっこけたり尻餅ついたりする事も度々あったので、そろそろ歩行補助用具が必要かな?とか思っていた。

    それから散歩に行ったがやっぱり少しぼーっとしていた。

    散歩もラストスパートに入り、けっこう疲れも見えて来たところで

    夏休みになった女子小学生しかも高学年のお姉さんが4人現れた!

    疲れて見えるコタを、お世辞だろうが

    『可愛い~~!』

    「ダルメシアン!?カッコいい~!!」

    などとはやし立ててくれたのだ。

    コタは見る間にシャキーンとなって残り少ないイケメンオーラを出していた。

    ありがとうね。お姉ちゃん達。

    歩行補助用具はまだ要らないみたい。

  • コタ町内最長老宣言

    コタは8月で15歳になる。

    保護犬なので定かではないけれど多分お盆の頃に産まれたのではなかろうかと保護団体の方や獣医さんの見立てから推測される。

    けれど覚えにくいから、と言う理由でコタの誕生日は8月1日に決定してます。

    コタは加齢と共にどんどん周りの犬さんに壁を作るようになり(可愛いメス犬以外)気が付けばぼっち状態になってしまった。

    スズメと猫には優しいのに…

    ということは飼い主もぼっち状態なわけで。

    それでもたまには他の飼い主さん達と会話する事もあります。

    その断片的な情報から考慮した結果

    コタは町内最長老だと宣言します!

    先日顔見知り程度の近所のおじいちゃんに『この子(コタ)何歳?14歳?え~そうは見えないね~!』と言ってもらって私としてはここ数年で一番嬉しかった!

    近所の人達も見守ってくれているんだと思うとジーンと来た。

    大型犬(?)で15歳といえば人間に換算すると90歳以上だそうな。

    うん。もうろくし始めているけれど90歳オーバーには見えないね。

    頑張ろうね。

    90歳オーバーの老犬と22歳の息子

  • コタが怒られた?事件

    うちの裏は引っ越してきてから7~8年間は果樹園だった。

    後継者いない問題からか果樹園は宅地造成されてあっという間にお家が出来ていった。

    かなり密集していてコタの外のお家から数メートルと、かなり近い。

    我が家の二階のベランダからは多分私でも跳び移れると思う。

    真裏に住んでいるお子さんは当時多分2歳にもなってなかったろう。

    裏のお家の二階の小さな窓から『わんちゃん!わんちゃん!』と毎日呼びかけてくれていた。

    コタはそれに対して『…ウォン…ウォン』と小さく答えていたっけ。

    ある初夏の日事件は起きた。

    うちの真裏のお家では無いがこの周囲のどこかのお家でケンカが始まった。

    初夏だったのでどこの家も窓は開けっ放し。ケンカの主

    はお父さんVS年頃の娘さん。

    聞きたくなくても内容が丸聞こえでどんどんヒートアップしていきものすごい怒鳴り声

    『だから勉強しろってそれから遊びに行けって言ってんだろうがーー!』

    『はーー??なに言っちゃってんのーー??』とかいう内容だと推測。

    さすがにこちらから窓を閉めに行ってコタを見てみたら

    うなだれるコタ

    コタが今まで見たことも無いくらいにちんまりとして泣いていた。

    ずっとケンカを間近で聞いていて自分が怒られてると思ったらしい。

    すぐにコタ回収してコタの回復にあたりました。

    犬は人間の悲しみとか怒りとかネガティブな感情にすごく敏感らしい。

    今でこそ無いけれど、私もコタの前で子ども達にキツく怒ったりしてたなあ。

    そんな時はあっという間に自らケージの中に逃げていたっけ。

    あれからそのような事件も無く、平和に過ごしています。

  • 女の子好きの小太郎

    男の子の犬はみんな同じでしょうけれど

    例外なくコタも女の子大好きです。犬の女の子も大好きで距離感詰めすぎてニオイ嗅ぎまくって恥ずかしかったことも今は思い出です。

    何より好きなのは優しい感じのキレイな『お母さん』です。

    コタが家に来た15年前は娘が小学生4年生で息子は一年生でした。

    まだ私も30代で遊びに来てくれる息子の友達のお母さん軍団は私よりも若い30代前半の人ばかりでした。

    そのキレイな優しいお母さん達に子犬の頃ムチャクチャ可愛がられたコタはそんな感じの女の人が大好きで…好きすぎてナンパしてました。

    例えばコタが好みの感じの女性に散歩中遭遇した場合、女性が立ち止まって携帯触っていてコタを見ていなかったらさり気なく近づいてキラキラしたイケメン犬のように立って待っています。

    もちろんリードで繋いでいるし『コタ~ダメダヨ~アッチイコウ~』と小声で言ってるのですがキラキラしたまま動かない…

    女性があら…って気づいたらナデナデしてもいいよーと寄っていこうとする。

    私もナデナデしてもらえそうならば「良いですか~?」と触れ合ってもらっていました。

    ヤツ(コタ)好みはわかっているのでこの人コタの好きなタイプ…と思ったらやっぱりニコニコキラキラさせて触ってもいいよーオーラを出してます。

    おじいちゃんのくせに。

    家庭内でも私と20代の娘はとにかく大好きで言うことも聞きますが男の人にはそこまで甘い顔をしません。

    パパは別格なので除外して、息子は22歳になって背も185センチになった今もナメられています。

    散歩中に犬好きの男性に会ってもあの蕩けるような甘いオーラは絶対出しません。

    態度で丸わかりでちょっと恥ずかしくなります。

    オス犬って、じいちゃんになっても女好きなんですね。

    まだイケメンオーラがあった頃の小太郎

  • 私の保護動物歴

    代々の猫と犬達

    小さい頃からちょっと訳ありの動物と暮らしてきました。

    初代のニャンニャン(他の名前があったらしいが私がそう呼ぶので改名した)は私がまだ赤ん坊の時に親戚の家で捨てられる寸前の子猫を貰ってきたらしいです。

    お陰で幼い頃はネコ娘として育ちました。

    小学中学年頃、近所の雑種犬がいつの間にか産んだ4匹の子供のうち引き取り手の無いコロを貰いました。日本犬ぽい容姿でした。

    二代目ポチは私が働いていた三重県のゴルフ場の、さらに奥の山の中に二匹で捨てられていたのを同僚が保護してきました。

    育てられないので君(私)が育てて?と言われゴルフ場の隅で飼うことになりました。

    兄弟犬は見つからなかったのでポチだけ保護されました。生後半年くらいでした。苦労して生きてきたらしくガリガリで寄生虫だらけでした。

    その後ゴルフ場が倒産したため札幌の私の実家で余生を過ごし15歳で天国に行きました。

    犬、猫の合間に近所で邪魔にされた九官鳥とかうちに飛んできたセキセイインコ、ボタンインコとか

    弟が拾ってきた巣立ちに失敗したスズメとか色々世話してきました。

    そして現在、保護犬の小太郎を初級老犬介護中です。

    振り返ってみたら訳ありの動物ばかりでした。

    元ネコ娘なので猫も大好きなのですが我が家は4人中3人(私以外)がネコアレルギーなので地域猫を可愛がるのみです。

    ダンナ、娘、息子3人共アレルギーがあっても触りたい動物好きなのでかわいそうですが、野良猫をナデナデしてみたり迷子犬の情報があれば探してみたりしてるので動物愛護の片隅では活動してます。

  • 最後の友達

    コタはむちゃくちゃビビり犬です。

    2歳くらいまでのまだ無邪気な頃は犬の友達がいるにはいたのですが

    近所には攻撃的な小型犬さんが多くて色々トラブルあったりして気が付けは犬のお友達は居なくなっていました。

    田舎なので市民プールの駐車場(オフシーズン)などをドッグランのようにこっそり使わせてもらっていましたが

    仲の良かった犬のお友達も天国に行ったり高齢になったりで足が遠のいて

    コタも高齢になりドッグランでぐったりするほど走ることは無いだろうと思い近所をたくさん散歩してます。

    そんなコタの最後の友達だったのは地域猫の女の子でした。

    町内にお魚屋さんがあり、お店の方が何十年も前から野良猫にお魚の切れ端などをあげていたようです。

    こちらに越してきた十数年前にはお魚屋さんの周りは野良猫でいっぱいでした。

    今では保護団体のお世話があったらしく数匹の猫が残っているだけですが相変わらずお魚屋さんや近所の方が水やドライフードなどをあげています。

    コタの友達はその中の一匹の白ネコが産んだ双子の白ネコです。

    成長と共に母猫が追い払ったらしく現在は双子A.Bはお互い少し離れた地点に暮らしていました。

    白ネコAちゃんは我が家からほど近くに道行く人にかわいがられて暮らしています。

    白ネコBちゃん、この子は少し環境に恵まれ無いところで暮らしていました。多分当時2歳にもなってなかったはず。

    いわゆるサクラネコの耳のマークがありました。

    ほとんど人も通らなかったので寂しかったのでしょう。もともと人なつっこい子でしたが犬でも構わなかったらしくある日ニャーニャーと私とコタにまとわりついてきて来たのです。

    コタは幸いにも犬よりなぜかネコが大好きで見た目からして凶暴な野良猫に尻尾振って突進して返り討ちされてたくらいなのでBちゃんのことはもちろん大歓迎でした。

    あっという間に仲良くなり、散歩の度に触れあっていました。

    それから三年ほど経ちました。

    誰かが他のもっと良い環境の地点にBちゃんを移したみたいです。

    散歩コースの他の地点でいきなりBちゃんに出会い、ビックリしましたが。どうやら他の方々からおいしいご飯や水をもらいもともと人なつっこい可愛い子なのでどんどん可愛いがられていました。

    そして半年前からは全く姿を見なくなりました。噂では誰かに保護されたようです。

    本当に可愛い子ですからきっと幸せになっている事でしょう。コタが遊べなくなったのは残念けど幸せになってるといいなあとおばさんは思うのです。

    白ネコBちゃんと小太郎