コタが老犬になってから悪くなったのは足腰だと思っていた。
飼い主として猛反省なのだが歯周病が進行して出血までしていた。
今まで飼ってきた犬達にも歯のケアの意識が低かったが、特に問題無かった…と思う。
歯のケアを意識したのが最近でとにかく食後にガムを与えておけば大丈夫だと思っていた。
コタが6才くらいからは牛などの蹄などもお土産にもらったりして与えていたけれど
獣医さんにこの子(コタ)は歯の質が柔らかいみたいだからやめた方が良いと言われた。
思えばこの頃から歯がすり減っていた。
それからは柔らかめのガムとか乳酸菌とかを与えてきたけれど
歯磨きだけは絶対に絶対にさせてくれなかったのでそのままにしてきた。
そして現在、歯ぐきが膿んで出血している。
獣医さんに行ったがとりあえず抗生物質投与で症状を抑えるしか無いとのこと。
歯の状態が悪いため麻酔無しの抜歯は考えられず(折れてしまうかも)
麻酔は全身麻酔なので耐えられないかもと言われた。
とにかく今は嫌がるコタをなだめすかして少しでも汚れを取り、薬を飲ませて
薬が終わったら対処療法しかないのだろう。
ご飯大好きなコタがご飯を少しでも長く食べられるようにしてやらなければ
長い間歯の問題を『コタが嫌がるから』と放置してきた結果がコタを苦しめる事になってしまった。
この問題がわかってからはコタに申し訳なくて涙にくれていた。
それでも私が悲しむとコタが心配するので
嫌がっても歯のケアを続けなければ。
今までほとんど病気も無かったコタの最大の問題だ。
犬猫の歯の問題に正面から向き合ってケアしているオーナーさんを心から尊敬する。